協会の理念<未来の日越を創造したい>

日越人文化交流協会のホームページをご覧頂きありがとうございます。

 

当協会(JVETCA)は2001年に発足いたしました。

 

発足の意義は、日越の未来を創造したい。明治末期から始まる、日越の交流関係は決して良好な関係ではありませんでした。

 

明治期、ベトナム人青年たちの留学運動「東遊運動」と日仏条約による終焉、大東亜戦争期、旧日本軍による仏印進駐と北部ベトナムでの穀物収奪による飢饉、旧王族の越南政権樹立未遂、ベトナム戦争期、南側政権支持、沖縄米軍基地からの北爆や枯葉剤攻撃への幇助、そして、現在の歪んだ技能実習生制度によるベトナム人青年たちの苦境。

 

ホーチミン主席率いたベトミンの最初の敵が日本であり、その後も続く社会主義の中で

少なくとも国民の多くは、日本を敵視する事なく、むしろ憧れと尊敬を抱く国と変貌していきました。

 

日越の未来を創造したい。これからも続く日越との関係の中で、今こそ友好、パートナーとして弾みをつけなくてはならないのは、今をおいて無いと考えています。

 

私達JVETCAの理念は、

 

1、日本人とベトナム人の人的交流を通じて、お互いの幸せを追求する事。

 

2、両国の価値観を認め、共に補完しあう事。

 

3、ベトナム人やアジアの人々が、真の日本人のパートナーとなるよう努力する事。

 

3つの基本理念を軸に、協会の活動を通して実現してゆきます。

 

代表理事紹介

サイゴン7区貧困エリア調査をする田村代表
サイゴン7区貧困エリア調査をする田村代表

代表理事、田村和彦は1962年東京都生まれ。

数々のスポーツ経験から1990年代、米国のスポーツマネージメント会社との合弁会社設立に携わる。1998年より、国連支援交流協会(FSUN)、ベトナム南部地区支援の活動に従事。2001年在日ベトナム社会主義共和国大使館と、アドバイザリー契約を締結。又、日越人文化交流協会を設立し、人事及び学術交流を推進。2002年より交流事業としてベトナム料理専門店、ベトナムあじあ酒家インドシナ(現・小石川インドシナ)をオープンする。ベトナム人で、日本国で初めて調理技能ビザを取得したドーチューチン氏を迎える。氏は、多くのベトナム国家要人の調理を担当。特に、ベトナムの経済改革「ドイモイ」(改革)を成し遂げた、グエンバンリン書記長の司厨を長く務めた氏と長年に渡り仕事を共にした。(当協会は氏のレシピを国内で唯一継承する団    

                   体です。)